取る者、取られる者~その三

彼からメールが届いた....
どうしても納得の行かない彼はこのブログに事の始終を掲載する事に同意し、そしてコメントを寄せて来たのだった。

彼のメールを掲載し、このタイトル最後の章としたいと思う。
(個人名を伏字にした以外は原文通り)

------------------------------------
彼女の名前は、Crisvell xxxxx (クリスベルxxxxxx)

出身は、サマールの離島で、Dram(ダラム)島、SUA(スア)という村です。

高校を1年で、中退していますが、アンヘではピカ1と思うくらい英語力がありま
す。他の女は、英語のスペルなんか滅茶苦茶ですが、彼女は正確です。
また、日本語も少し話せます。

アンヘに出てきたのは、16歳のとき、最初に勤めた店は、ネロスフォーラム、
ここで1週間後に、アメリカ人にバージンを売ってます。
店をやめて、そのアメリカ人にサポートを受けて、再び、サマールに帰っていま
す。
しばらくして、8ヶ月ほどと言ってましたが、アメリカ人のサポートが切れて、
再び、アンヘに戻ってきています。
このとき勤めた店が、フラミンゴです。ここで、ドアガールを半年ほどしたそう
です。
そこで日本人の彼氏ができて、店をやめてます。この日本人は、○○○と言うア
ンヘ在住者です。
この彼と別れて、勤めだしたのが、Kitten Clubです。2004年の9月からだそうで
す。
僕と知り合ったのが、その年の11月です。ステディバーファインをしました。
2005年は、まったく働いていません。僕がずっとサポートしてました。

(中略)

現在、彼女は、19歳です。

以上、よろしくです。

とにかく、なるべくたくさんの日本人に彼女のことを知ってほしいです。
必ず、また、やると思います。
僕のような、まぬけな犠牲者が出ないことを祈ります。

---------------------------------------

そしてお決まりのWANTED!!!!

037f8dc4.jpg

取る者、取られる者~その二

今回の場合、暫くシーンと何も連絡が無くなった後、自分では無い!というtexが帰って来た。このパターンはなかなか難しい。自分では無いと言われれば、それを覆さなければならない。しかし、それは大抵の場合は難しいのだ。

結局は宥めたりすかしたり、脅したりしながら自分がやった事を認めさせるしかないのだが、そこまで相手との交流が出来上がって無ければ、オンナは自分の前から姿を消し、唯一のつながりである携帯番号もあっと言う間に繋がらなくなり、そのままサヨナラである。

また、警察に届けては?という話しも彼から出たが、こちらの警察では自分の思った通りの方向に話しが進むとは限らない。まずは彼女がやったという確証が得られない限り、警察も動きようが無いという事。それと、警察は警察のその時の事情で、この案件をどう扱うかが違って来る。万が一偶然にも不良警察官に逢ってしまった日には、トンでも無い方向に物事が進んでしまう場合も有る訳だ。

ただ、どうしても手続きをしたいというのであれば、コンプライアンスペーパーを作成し、所轄のバランガイオフィスに申し立てる手はずになる。家の中での出来事はバランガイポリスの管轄だからだ。出来れば弁護士を代理人にして手続きを薦める事がベストだろう。(ちなみに、山猫の場合はこのパターン)

何回も言うようだが、この手の話しをイキナリ警察に持って行っても良い様にイジられるのがオチである。

しかし、それでもすぐにオンナの身柄が拘束される訳では無い。その後バランガイオフィスで公聴会が開かれ、双方の言い分を聞くという、日本で言う所の家裁調停みたいなまどろっこしい手続きが必要なのだ。

その間に逆にオンナからレイプやドメスティクバイオレンス等の容疑で逆襲される危険も有る訳で、何れにせよ「説得」か「離別」(別名泣き寝入り)しか打つ手は無いだろう。

今回はその晩から翌日までかなりのtexのやり取りがあったようだった。途中オンナの精神状態が揺れている様子が現れているtexも入った....

(田舎には帰らない...もうこれ以上家族を助けられないから....)
(もうヤダ....疲れた...)

というような内容のtexが、(ワタシがアナタのお金を取るわけ無いでしょ!)というような否定のtexの合間にポツポツと入って来る。

その内、オンナの番号から友達と称する(一人二役?)texが入って来た。それによるとオンナは酔っ払って事故に逢い、今病院に居る...という....

ま、こういう場合100%狂言な訳で、病院を確認すると何だかんだと病院を特定しない....

しかし次の日、精神的に落ち着いたらしいオンナから電話もあり、やはり自分では無い!と否定して来たらしい。その割には、もうその男の前には姿を現す事も無い..と、そしてマニラで働くからサヨナラだ...と言って来たという。

もうこうなると平行線でなかなか決着は難しいだろう....相手は完全に立ち直って居る....

オレには残念ながらこれ以上の助言は持ち合わせてないかった....所詮二人の問題なのだ....

結局は20万取られ損?....今回は知っているオンナだけに何ともやるせない一件だった.....

もやもやとした気分のまま一晩を過ぎた後、彼からメールが入っていた....

つづく...

取る者、取られる者~その一

騙した、騙された、と何故だかわからないが、最近色んな話しを良く聞くようになった。
しかし、所詮若いオンナのやる事である。騙す、騙されないの攻防を繰り返している内はカワイイもの。
そんな事はオクビにも出さず、イキナリ強奪するオンナも沢山いるのだ....

先日やはりこちらに在住している友人からtexが入った...

20万を取られた!!と。

詳しく話しを聞いてみると一年程囲っていた55のオンナに金を取られたとの事だった。

しかも、なかなか言わない彼にシツコク聞き込むと、何とオレも知っているオンナだった。もちろん彼もオレが知っているオンナだと言う事は承知の上でなかなか言わなかった訳だが。

こうなって来ると、何処かの知らないヤツ等の話しという事でも無くなって来る.....
オレは矢継ぎ早に状況を確認していった。

彼女とは一年以上の付き合いだという事。
先日カギを彼女に渡したばかりだったという事。
昨晩彼女にtexで外に呼び出され、20~30分経ってもtexのみで、彼女は現れず、結局彼女はそれ以来姿が見えない事。
判らない場所に隠しておいた金が昨晩忽然と無くなっていた事(もちろんこの金についてはいつも彼が存在を確認していた)

オレはその他不特定多数のオンナが出入りしなかったかを問い正したが、特には無い様だった。
この時点では彼はまだ彼女に対して半信半疑だったようだが、オレはこれら客観的事実からして彼女に間違いないだろう!と最後の引導を渡した。

そうなると、問題は今後の対応である。
もちろん彼は一年も付き合い、信じてカギも渡したオンナが突然金毎消えてしまった訳で、もう奈落の底に落とされた気分だったろう。

しかし、こういう場合は初動が大事である。金を使わない内に何とか呼び止められれば、金もオンナも返って来る可能性は無い訳では無い。もちろんオンナが金を盗んだという事実を許せればという事だが.....

ここで、明確にしておきたいのは、一時旅行者がLAのオンナ等にホテルでサイフから金抜かれるようなパターンと、このようにオンナの出所が一緒でも一応一定期間付き合っていながら金を取られて行くパターンでは、かなり本質的な部分が違う場合があるという事だ。

後者の場合にはオンナとの間に一定期間何らかの精神的な交流があった訳で、そこに望みを託す事が出来る。もちろん愛だの恋だのと言った感情は男側の勘違いなのだが、オンナ側に金を盗まれた男に対する哀れみの気持ちが残っていれば説得する事も可能な訳だ。

しかし、こちらから犯人の特定は出来ても、相手がやったという確証は無いのが普通である。

オレはこういう場合の常套句として、最初の一撃texを勧めた。
これは、「オマエ、オレの部屋で何やったんだよ!フザケルナよ!」と何をやったのかはハッキリ言わずに逆ギレtexをイキナリ送る訳だ。

大抵の場合、本人でなければ何怒ってるの!!と逆逆ギレtexが帰って来る。逆にドンピシャの場合は、イキナリtexが無くなったり、電話そのものが繋がらなくなったり、兎に角相手が一瞬おとなしくなるものなのだ。

つづく.....

哀愁の韓国オヤジ

今日は何人も珍しい人に出会った。
出会いと言うのは連鎖するのであろうか?

オレはいつもの行き付けの店Lのスポーツバーコーナーで複数の旧友と再会した後、いつもの通り知り合いのオンナに挨拶しながら店内を徘徊していた....

一通り廻りつくしてスポーツバーでくつろいでいると知り合いのオンナがツーと寄ってきてオレに抱きついてきた.....。

何かと思い彼女の視線を辿っていくと、少し離れた所からさっきまでこのオンナの横に居た男がじーっとこちらの様子を伺っているのだ。

男は五十中ごろだろうか?日本人か韓国人で、スラックスにポロシャツ、そして何だかわからないが小ぶりなバックを肩から下げて通路に突っ立っていた。

オレはストーカー紛いに店内を追い掛け回されているのか...と彼女をそのままにして旧友と話しをしていると、いつの間にかその男は隣まで来て旧友に何か話しかけるではないか...

オレは男に注意を向けてみると、男は勝手に自己紹介を始めた。イキナリカバンから英語標記の名刺を取り出し、自分は韓国人だと名乗ってきた。

事実かどうかは別として、名刺にはセキュリティという文字があったので、韓国の保険会社か何かだろう。男の肩書きはバイスプレジデントと書いてあった...

それから話しを良く聞いてみると、どうもオレの所に駆け込んできたオンナの友達がその男の彼女らしく、しかも男はその彼女に騙された挙句、金を騙し取られ、その行方を捜す為、オンナをつけ回していたようである。

オンナはオレの影に隠れながら、男からオレが貰った名刺を、判らないように取り上げると、後ろ手に丸めて捨て去った事から見ても、あながち男の妄想でもなさそうだった....

男はオレに、どこか地方の子汚い部屋で撮られた彼女とその家族との写真を見せ、2年付き合った挙句60万ペソを取られた...と涙目になりながら訴えて来た...

ま、そういわれても困るのはこっちである。オレは一応、相当な数の日本人もピーナに金を取られて大変な目にあってるんだよ。ザッツフィリピンさ!と言ってはみたが、彼はより真剣な顔になり、それを外国人に教えなきゃならないんだよ。と熱く語りかけてくるのだった。

オレはこの手の話しはウンザリだったが、韓国オヤジは自分がどうヤラレタのか細かく説明しないと納得がいかないらしい。散々ありきたりの鴨話しを聞かされウンザリしたオレは、後はtexしてくれ...と自分の携帯番号を渡し、早々に退散する事にした....

携帯番号を教えたのは、何となく続きが聞きたいような気もしたからだろう.....

しかし、典型的な葱鴨オヤジは日本ばかりではないのだ...彼女だというオンナの写真はお世辞にもカワイイとは言い難かった...

こんなオンナに騙された挙句、その呪縛から解き放たれずにLなんかを彷徨っている姿は哀れ以外の何者でも無い.....

オレは彼の中に葱鴨等というカワイらしいものでは無く、もっとドロドロとした晩年男のカルマを見たような気がした.....

LAの夜に響き渡る、狂い咲きオヤジの狂想曲.......

こうして、オレは狂気と退廃のアンダーグラウンドLAにふさわしい夜の一時を過ごしたのだった.....
記事検索
最新コメント