つい数週間前、フィリピン中部を襲った大型台風はマスバテに甚大な被害を与えたのは記憶に新しい。
山猫からも家が壊れた....とtextがあったのだが、もともとまともな家の体裁では無い山猫の小屋は全て吹き飛んだんではないか?と想像していたのだが.......

その小屋にたどりつくと、意外に小屋の外観はシッカリしていたのに驚いた.....
良く見てみると家の半分、海側の屋根が吹き飛んでいた......

しかし、もともと有り物をくっつけたような手作りの小屋である。
簡単に直せそうなものだが、ビニールシートを貼り付け仮養生状態になっていた........

小屋の周辺の民家も掘っ立て小屋が殆どだが、皆外観はシッカリと保っていたので、こういうスカスカの小屋の方が意外に暴風には強いのかもしれない(笑)。

いずれにせよ、こういう環境に コールマンのシートを敷いて寝る事になった。
気分は完全にレンジャー部隊(爆)

ところで、このコールマンのシートだが、端に空気弁が着いていて、始めは空気が抜いてあるのでペラペラのままなのだが、この空気弁を開けてシートを揺さぶっていると段々と低反発シートが膨らんでくる。最後に空気弁を咥えて空気を入れると出来上がり。そんなに厚くはないのだが、空気と低反発シートのバランスが微妙でかなり快適。ただし、幅が狭いので完全な一人分。

奇しくも断続的な雨が降り、そこかしこからポタポタと雨が吹き込む小屋で、そういえばポンチョか二人用の簡易テントでも持って来ればよかったな.....等と思いながら眠りについたのだった........

つづく

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