そして、遂に決戦の日はやって来た!
アラモ砦もといピン中砦守備隊のJボウイ大佐は、ベストマンに選出されたDクロケットもといJちゃんとたった二人でBちゃんの囚われの儀式の地、ビコール地方はレガスピに突入したのだった。

空港に着くと夏富士かと見間違えるほどの霊山あらたかなマヨンボルケーノが聳え立つ風景がドーンと目に入る。町へ向う道中も、溶岩に焼け爛れた大地がさながら日本の鬼押し出しを彷彿とさせる不気味な風景......

決戦前夜は空港近くのホテルに泊まる為、一行はおそらくレガスピでは一番と思われるホテルへ歩いて移動。この時点でも新郎新婦は翌日の式の詳細を把握していないらしい....すばらしい仕切りだ。

ピン中ではあれど日本人気質は失っていないBちゃんは、兎に角翌日10時に新婦の親戚が仕切る迎えの車が来るようN子に何回も念を押してから、何も無いレガスピの町でささやかな最後の晩餐をとると、これまたささやかなバチェラーパーティーでも....という事でローカルバーに繰り出した......

レガスピ在住のN子の親友という某有名テレビ局ディレクターのD君(彼の事を書くとまたまた長くなるので詳細は割愛するが、Bちゃんが密かにN子との関係を疑っていた謎の男!)にガイドをお願いして、これまたレガスピ一のバーへ連れて行って貰う事に。

テレビ局のスタッフが運転するテレビ局のマークのついたD君の車でレガスピの夜道を疾走し、レガスピ一のバーへ!
しかし、この街は空港がある街とは思えない程、何も無い..........(爆)
しばらく疾走してたどり着いたのは......何とLAの文字が燦然と輝く○交カフェもといローカルディスコだった!

流石レガスピの情報は知り尽くしていると思われるテレビ局ディレクターのD君お勧めだけはあって、この店だけはここがレガスピだという事を忘れる程のクオリティー....。しばらくするとアキコババアの腹心のカメラマンとその仲間達も現れた......
しかし、まあこれだけ敵兵が紛れる中で、バチェラーパーティーよろしく羽目を外すという訳にも行かず、何となく両者探りあいの中で無難にお開きとあいなった...........

翌朝、ピン中砦守備隊は全員時間通りに待機するも、お決まりの車が来ない状態.....(爆)。
ちなみに、この街はタクシーというものが走っていない(驚)。
でもって何故かトライシクルをタクシーと呼称しているところからして、どうやらメトロマニラよりトライでの移動距離が長いようで、庶民はトライを足として使用しているらしい(レガスピに滞在した事が無いので詳細は不明)

教会の式は三時から、という事実だけでもとうてい朝の10時に迎えが来るとは思えなかったが、どうやらそんな事情で、この親戚の車は式に参加する親戚一同の足として、他の人達の送迎で走り回っているとの事........反面、実はレガスピ一のこのホテルにもホテルタクシーがあったのだ。

Bちゃんの話しでは400P程度で結婚式会場の教会までは行けるそうなので、それだったらそれを使って式の時間前に教会へ自力で行けばすむ事だったが、既に敵の術中に嵌っているのだからして、これは耐えるしか無い.....2時間近くを耐えて、やっと迎えの車は到着したのだった.....

つづく

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