某有名ブログで同じような話題を見つけたので、トラックバックで詳細省略という手抜きエントリーだ(爆)

米国の某名門金融機関が破綻した上に、複数の金融機関にFBIの捜査.....という異例の事態に世界が震撼してますが、この影響は思ったより凄まじい。

フィリピンは米国からの投資金額もかなりの額に登るが、現地投資銀行に勤めている道場仲間が言うには、米国からの投資案件が今月全て凍結されたらしい......「全て突然」である.......加えてその他の地域からの投資案件もほぼ全て「ペンディング」状態だそうで、海外からの案件を主に扱っているオフィスでは仕事がピタッと止まったとの事。

基本的に日本の金融危機の際にも、公的資金注入から景気回復まではある程度の時間を要した上に、公的資金注入後も景気は下がり続けた。
今回は米国の金融不安がもたらした景気鈍化は世界規模に渡っている訳で、そういう意味では安い人材を中心とした世界のコストセンターであり、また資源も殆ど無い輸入に頼るこのP国もその余波を避けられるとは思えない。

特に、海外労働やコールセンター等人的資源に依存していてる産業構造からして、短期的に大規模な失業率が襲ってくる可能性は大きい。
現にP友人のコールセンターマネージャー曰く、今年の下半期からコールセンターのブース数を半減した企業が相次いでるという。
コールセンター等はいわゆる企業のコストセンターだからして、こういう事がおこりうるのだろう。

この国のクリスマスは派手な消費活動がウリなのだが、今年はさてどうなるか?