もともと、二年前の結婚後、カミさんは、数ヶ月P国に留まっていたが、結局日本に行く事になった。

この時から彼の事業は傾き始めていた訳だが、カミさんが日本へ来る目的の一つは当然ながら仕事だった。

Bちゃんの数百万を使い果たしたカミさんは、Bちゃんからも金はもう出ないと言われ、それでは自分で稼ぎましょう....と、Bちゃんの地元Pパブで働くべく日本へやってきた。

その後は、前エントリーに書いた通りで、ざっくりと言えば、来た当初はアルPパブ最盛期だったが、翌年は長引く世界不況の煽りを受けて、Bちゃんの事業と共に、カミさんの勤め先も替わり、収入もガクンと落ちたらしい。

しかし、落ちたと言えども、P国の店勤めとは比べ物にならない程の金額である。

住居はBちゃんの家が有る為、生活費は殆どかからなかったと想像される。

カミさん本人からの話しによれば、家への送金の他に、多少の蓄えも出来たようだ。

そんなカミさんだが、典型的なじゃぱゆきタイプで、比較的かわいい系の外見とは裏腹に、相当に芯が強い。

彼女の稼ぐジャパンマネーのお陰で、彼女は家族の女王の座に君臨する事ができているのだ。

当然ながら、彼女は今回のP国逃避行案には反対したらしい。
BちゃんはP国の実家に行っても、自分は日本に残って働きたい。
これが彼女の希望であり、逃避行前夜のマニラミーティングでも、いまだに揉めているようだった。

つづく