タクシー

タクシーのある風景

東南アジアで規律正しい国と言えば、真っ先に挙がるのがシンガポールだろう。
しかし、このP国もそういう規制が大分厳しくなってきた。

現在MMDAが推進している浄化運動は、幹線道路のホームレスの除去、路上販売の駆逐、バス亭の整備、そしてこの公共移動車両内での禁煙だ。
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タクシーの中での禁煙サインは今年になってから急増した。

昨年位前までは、運転手がタバコ吸ってもいいか
と、聞いたりして来たが、最近はとんとそういう会話も無くなった所を見ると、結構徹底しているようだ。

このサインを見ると、何と六団体が共同で推進しているようだ。
カヤパラ.........

タクシーのある風景~いや、警官のある風景か?

その後、タクシーはキリノ交差点近くの交番で止められる事も無く、サンアンドレスを通って、マラテチャーチの横に出て、デルピラール通りを左に曲がった........

すると、この一方通行の狭い道でまた検問だ。
タクシーがゆるゆると通過する際に、警官がハンドライトで車内を照らし....オレの顔を照らすと獲物獲得と言わんばかりに、運転手に横に止めるよう合図を送って来た。

運転手は外に出されて車からかなり離れた場所に連れて行かれた。

マラテ以外の地域では、大抵こういう場合は運転手の車線変更違反、時間帯別の通行規則違反、服装違反、車両整備違反、等が多く、運転手は100p~500pの賄賂で開放される。

しかも、他の地域ではまずは運転免許証の提示から始まり、違反内容を告げられてから、交渉に入る為、車から出て少し離れた場所に行く(車自体が移動する場合も有るが)のが通常のパターン。

しかし、今回は、警官が運転手にちょっと来い....と、いきなり連れ出された。
これはターゲットが運転手じゃない事を表してる。
案の定、運転手が車から離れると、今度は後ろに座っているオレの横に別の警官が来て、ドアを開けろと......

オレはドアを開けて待ってると....
その警官は「どこ行くのか」と聞いてきた。
ここで、飯食いに行くとか、飲みに行くとか答えると、後でタカられる原因となるので、オレは帰る所と答えた。

すると今度は「仕事は何してる」と聞いてきた。
これも誘導尋問で、マラテでは不法就労日本人が大量に居るので、そのひっかけ尋問。
ちなみに、旅行者と答えると、逆立ちしてもコンプレインなんか出来ないだろうとナメまくられて、さらに図々しくなるのが一般的。

それに対しオレは、「ああ、ここに家族居るから」と答えた。
警官は「どこに居るんだ」と聞いてくるので、リサールに住んでると答えると.........
OK、サンキューと何故か握手をしてきたが、この握手はタカり対象からまんまと逃れておめでとう意味だ。
ここで、LAかどこかの得体の知れないババエなんか乗せていたらイチコロだった所だが........

オレはこのやり取りを覚えるまで、今まで相当数マラテ付近の検問では止められた。
かなりの回数になるが、はっきり言えるのは、ライトで顔照らされて止められるのは「夜のマラテ地区だけ」という事。
しかも、こんなナメた質問されるのも「夜のマラテ地区だけ」という事。
今回は違うが、顔覚えられると、毎回止められるというのも「夜のマラテ地区だけ」。
上に書いた通り、飯食いに行く所とか、飲みに行く所とか答えると、あろう事か、オレ達も腹減ったとか、良い場所知ってるから行こうとかタカるのも「夜のマラテ地区だけ」。

ここ十年近く、マカティーでもオルテガスでも検問でライト照らされた事は何度もあるけど、一回も止められた事は無い。

つづく

タクシーの有る風景~空港不正タクシー

ultra掲示板でも不正報告事例が相次いてる、近年サービス開始された黄色いエアポートタクシー。
従来のクーポンタクシーよりは安いが、特別な料金体系で普通のタクシーよりは高い...という、たまにしか利用しない乗り物が故に非常にわかりづらい利用金体系のタクシー。

運用当初はこれといって問題は無かったが、その内に、メーターを使わない、メーターを隠す....という従来の空港スタンバイ雲助タクシーと同じような手口が頻発するようになり、自作料金表提示、偽造伝票提示....と、従来式の不正も加わりながら、最近では改造メーター疑惑.....と、その内容もエスカレート。

驚くべきは、P国に頻繁に来ている人で空港タクシー利用者はほとんど経験しているというその発生確率か!?

一時期、空港周辺のタクシーにこの手が頻発していた時期が有ったが、タクシーナンバー割り当てる仕組みがスタートした頃から、こういうのも鳴りを潜めてた。

それが、ここに来て急増。

と、思ったら、こちらの報道TV番組「XXX」で、この空港タクシーの特集をやっていた。
やはりP人の間でも空港タクシーの不正請求は話題だったようだ。

不正内容は上に書いた通り沢山有るが、XXXでは不正メーター使用をクローズアップ。
どうやら、改造メーターでは無く、メーターの回転を調整(料金改定に備えてか??メーターに調整する所が有る)してるらしい。

検証していたメーターは最近普通のタクシーでも見かけるようになった、新メーター。
写真は普通のタクシー版たが、見た目はカーオーディオかと見間違えるような外見。

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肝心の場所が写真には写ってないが、TVで紹介されていたのは、メーター右下端に小さい黒いつまみが付いている。
そこがメーター回転を調整するつまみ(実際はそのつまみを外して中に何か突っ込んで回すらしい)。

写真にも移ってるが、メーターの両端は赤いタグで封印されていて、それが外れていれば料金は払わなくて良い....とLTFRBでは規定されている。その赤いタグは中を開けられないように正面パネルと本体のつなぎ目を繋いでいる訳だが、その右下端の黒いつまみにもタグを通す穴が開いていて、その為に右側のタグは、本体と正面パネル、そしてその黒いつまみ、の3つを通してシーリングされているのだが.......

当然ながら、摘発されていたタクシーはその黒いつまみ部分はシーリングされておらず。
中に紙か何か巻いた物を突っ込んで回しているようだった。

こんなに頻発しているのは、個人の仕業では無いなとは思っていたが、どうやらタクシー運用会社も絡んだ(TVではタクシー(運転手??)を供給してるエージェントと言ってたが)、組織的な不正のようだ。

しかし、LTFRBの不正料金に対する罰金は......何とたったの1000P!!??
こりゃ、当分とほほなのか??

※ちなみにXXXの番組取材と併せた大々的な不正摘発が10月初旬にあった模様。
その後不正は減ったのかは未確認。

タクシーのある風景.........

昨年タクシーに張られた黄色いステッカー.........

メーター+10P払え.....というルールはガソリン価格の下落により、いつの間にか解消になったようです。

本来はステッカーも剥がさなければならないそうですが、サンバイザーの裏側に張ってあったりして、キッチリ値段払うとサンバイザー下ろして指指すアホなドライバーも居ますね(笑)。

そのまま貼ってる車もまま見かけますが、基本的にはもう終了しています。

タクシーのある風景....

最近のタクシーネタと言えば、先日挙げたメーター+10P話題。
一時よりステッカー増えたが、未だにステッカーの張ってないタクシーは結構多い。
もしかしたらあのステッカーは有料なのかも?(笑)

さて、原油価格も落ち着いて来たので、ガソリンも年末までには一旦下がるとは思うが、今の所まだ高止まり。そして、年度末に向けて道路工事が段々と増えて来た。

こちらのタクシーの常套手段と言えば、渋滞地帯には行かない(乗車拒否)、もしくは渋滞地域突入は特別料金.....ま、これだけのガソリン値上に対してタクシー料金はメーター+10pだから、渋滞なんかでチンタラしてたら足がでそうな気はするが....(笑)。

先日、昼間パサイロードからの帰り道コンドの裏道が工事で大渋滞。
たった100m進むのに10分以上かかるというとんでもない渋滞だが、実際の渋滞はこの裏道だけ?

この渋滞に引っ掛かってから運転手がブツブツ言い出した。
というのも一通をよく間違えるので、乗る時にこの道の一本違う道を運転手に指示してたのだが、これが気に入らなかったらしい。
要はこの道だとわかってたら来なかった....というような事をブツブツと言っていた訳だ。
しまいには、この道を抜けるまで大渋滞だからその分も払ってくれ...という趣旨の事も言い出した。

さて、やっとこさコンドについてタクシーを降りる時にメーターを見ると55P。
普通なら40か42.5pで着くので、この渋滞で10p以上も多くかかった計算だ。
オレはお決まりの10pプラスで65pの所を50p札と20p札で70p支払った。
その後の事等オレの知ったことじゃないが、別におつりをクレという額でもない....そのままタクシーを降りようとすると.........

あと20pクレと運転手が言ってきた(正確には金額は良く聞こえなかったが....)。
渋滞に嵌ってる間中、運転手のお経のような文句節とチッチッ!という舌打ちを聞かされウンザリしていたオレは、その一言でスイッチが入ってしまったらしい。
後ろの席から運転席にグイッと乗り出し「ワグカナマシャドマクリットハ!」.......とこれはいつものパターン。
でもって、運転手が前を指差し「いや、渋滞出るの大変だから」.....と、これまたお決まりの手前勝手な言い草。

キレたオレは、メーターを指差し「こりゃ何だ、55pだろ」、それからウインドーのプラス10pのステッカーを指差し「こりゃなんだ、プラス10pだろ」、でもって相手の持ってる金を指差し「こりゃ何だ、70pじゃねぇのか?」と。

あまりのオレの剣幕に驚いたのか、思ったより人の良さそうな顔をした運転手は体を乗り出して来たオレから離れようと運転席側のドアウインドーに張り付きながら、一言だオレに言い返した。

...............「もういいから早く降りてくれ!」
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