2006年01月

隠れリゾート??

前回に引き続き地方シリーズなのだが、裏の山が何年か前から開拓されつつある事は知っていた。山の頂上が削られ、分譲された時にも、近くのメトロバンクのおばちゃんマネージャーから買わないか?と誘われた事もあった。

その山の頂上に最近リゾートが出来たと聞き、行って見る事にした。ちなみに、前回書いた韓国人オーナーのresort豪邸とはまったく別(笑)。

電灯が一個も点いてない山道の急な坂を上って行くと、途中で検問??。良く見るとサブマシンガンを抱えた警備員が検問をしている。

こんな所にまともなリゾートなんか有るはずが無いと思っていたオレは、サブマシンガンを抱えた警備員に何かを感じた....

殆どチェックらしいチェックも無しにさらに坂を上って行く事15分。やっと頂上に着き、さらに峰を伝って走っていくと....イキナリ整備された道と道沿いの電灯にリゾートの雰囲気が...そして、その先に光り輝くFiestaのネオンサインと豪華な建物....

その名もThunderbird Resort。ハッキリ言ってこんな田舎街にまったく似合わない程スゴイです(爆)。

基本はゴルフとカジノ、プールと言った所でしょうか。ゴルフとカジノがメインのオトナのリゾートですね。

全ての仕様がインターナショナルクラス。もちろん料金も。
但し、レストランは安かったですね。しかも味はその辺のマニラの安ホテルとは比べ物にならないくらい本格的なんですね。(但し、規模はちょっと小さいですが)

詳しい場所は以下のHPで
http://www.thunderbirdgaming.com/index.shtml

ピナゴナンなんですが、何の変哲も無い地方の街なのでちょっと行くのが大変かも。
しかし、ラグーナあたりのなんちゃってリゾートとはレベルが違います.....

ゴルフとカジノをやる人にはマニラから車で1時間半で行きますから気分転換に良いかも。

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ヤラレル者

先日久々に子供の居る前妻の実家に戻った。
家の近くで買い物をした後、車でぐるっと近くを一回りした際、2年位前に立てられた豪邸の前を通りかかった。

この豪邸、地方のバランガイに並ぶ子汚い一戸建ての中に忽然と聳え立つ二階建ての豪邸。おそらく日本でも豪邸の部類に入るであろうスゴイ作りである。

その上、庭には何と高さ六メートルはあろうかと思われる女神の像がドーンと鎮座している。

こちらではよく庭の隅に祠とマリア像がチョコンとある家をたまに見かけるが、こちらは六メートルは超えるであろう女神の像である。(何回も言うがマリア像では無い)

実はこの家、韓国人の旦那が建てた豪邸。子供はウチの子と同じ地元のプライベートスクールに通っている。しかも、昨年ニュースにもなったのだが、この韓国人の旦那は誘拐にあって殺されている。

身代金全額が払えずに殺害された...とあるが、今でもこの家に家族が住んでいる事を考えると.....???の部分も大である。

しかし、何にせよこの家は超目立つのだ。ケソン、マンダルーヨン、マカティあたりの高級住宅街に建っていても目立つであろう豪邸が何故こんな片田舎のバランガイに忽然と建っているのか...、理解に苦しむ。

何れにせよ、この家のオーナーは誘拐され、結果殺された。いくらなんでも目立ち過ぎというものだろう....

そして、そこからそれ程遠くない場所にもう一軒、これも普通のバランガイの中にRESORTと銘打った豪邸が...こちらは豪邸らしく、高い塀に囲われ、庭にはコテージとプールが....この豪邸、RESORTと書いてあるだけあって、ブールやコテージ、それと豪邸の部屋も一般に貸し出している。

こちらもオーナーは韓国人。おそらく総工費10M以上はかかっているのではないだろうか?

しかし、こちらのオーナーはまだ生きているようだが....

最近地方にまで韓国人の進出は目覚しいものかあるのだが、先日のLAで出会った哀愁の韓国人と言い歴史は繰り返すのものだという事をつくづく実感したのだった....

お使いも・まともにできぬ・フィリピン人(575!)

イキナリではあるが、コンドミニゥムの電気代は高い!!

ま、エアコン2台に冷蔵庫、洗濯機、アイロン(只今封印中)、料理は電熱器、電気は全て白熱球とくれば、その辺のバランガイに建っている貧困庶民の数軒分の電気量を使っているかもしれないのだが.....

今日もコンド内に有るオフィスに電気水道代を払いに向かった。何故か先月の請求書は届いておらず、2ヵ月分の電気水道代は13000p強である....タカッ!

オフィスに行くとカウンターの前でフィリピン人のおばちゃんとビルゲイツを少しガッチリさせたようなヤッピー風(死語??)の白人にいちゃんがオレが持っているのと同じフォーマットの電気水道代の明細書を見ながら、事務員と何か揉めているようだった....

オレは自分の請求書を別の事務員に渡すと、隣のビルゲイツの請求書をチラと見てみた....するとそこには数か月分の電気水道代しめて4万数千ペソ也の請求代金が......

連れのおばちゃんは詳細項目をしきりに確認している。しまいには何月にはあまり部屋に居なかったのにこんなに電気代がかかっているのか?とか、何月分をもう一度確認してくれ。だのといろいろとゴネながら、しかし、事務員はパソコンの前で一応それに応じ、確認はするものの、同じパソコンのデータから吐き出されたフォーマット違いの書類に、書かれている数字は違うハズも無く.....

そんな事をしながら、おばちゃんがふと未払い期間に疑問を投げかけ出した。

おばちゃん:
昨年の何月から何月まではA子(事務員も知っている風な女性の固有名詞を言ってましたが、仮にA子としときましょう)が払ったでしょ?

事務員:
wala po

おばちゃん:
はしきりに携帯電話をかけてるが(多分A子にだろう)繋がらない。
(ビルゲイツに)○月にはお金送ったでしょ?

ビルゲイツ:
2500$送ってあるよ。

おばちゃん:
(何故か事務員に)この期間に彼女には計8000$は送ってるのよ!ホントに払ってないの!?

事務員:
wala po mam

ビルゲイツ:
(半分冗談風に)もう彼女は行方不明なんじゃないの?
(おばちゃんに)兎に角確認しようよ!

という事で二人は結局4万ペソを払いもせずにそそくさとオフィスを出て行きました。

その直後オレの支払いも終ったのでエレベータへ行くと、まだ二人が...しかもエレベーターホールで激論を交わしている(爆)。

オレは上階へ、彼らはロビーへ降りるのだが、エレベータが来ても気が付かない程の動揺ぶり??

しかし、どんな関係かマッタクわからないが、オレは声を大にして言いたい!!

ピーナにお使いは無理なの!!

取る者、取られる者~その三

彼からメールが届いた....
どうしても納得の行かない彼はこのブログに事の始終を掲載する事に同意し、そしてコメントを寄せて来たのだった。

彼のメールを掲載し、このタイトル最後の章としたいと思う。
(個人名を伏字にした以外は原文通り)

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彼女の名前は、Crisvell xxxxx (クリスベルxxxxxx)

出身は、サマールの離島で、Dram(ダラム)島、SUA(スア)という村です。

高校を1年で、中退していますが、アンヘではピカ1と思うくらい英語力がありま
す。他の女は、英語のスペルなんか滅茶苦茶ですが、彼女は正確です。
また、日本語も少し話せます。

アンヘに出てきたのは、16歳のとき、最初に勤めた店は、ネロスフォーラム、
ここで1週間後に、アメリカ人にバージンを売ってます。
店をやめて、そのアメリカ人にサポートを受けて、再び、サマールに帰っていま
す。
しばらくして、8ヶ月ほどと言ってましたが、アメリカ人のサポートが切れて、
再び、アンヘに戻ってきています。
このとき勤めた店が、フラミンゴです。ここで、ドアガールを半年ほどしたそう
です。
そこで日本人の彼氏ができて、店をやめてます。この日本人は、○○○と言うア
ンヘ在住者です。
この彼と別れて、勤めだしたのが、Kitten Clubです。2004年の9月からだそうで
す。
僕と知り合ったのが、その年の11月です。ステディバーファインをしました。
2005年は、まったく働いていません。僕がずっとサポートしてました。

(中略)

現在、彼女は、19歳です。

以上、よろしくです。

とにかく、なるべくたくさんの日本人に彼女のことを知ってほしいです。
必ず、また、やると思います。
僕のような、まぬけな犠牲者が出ないことを祈ります。

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そしてお決まりのWANTED!!!!

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取る者、取られる者~その二

今回の場合、暫くシーンと何も連絡が無くなった後、自分では無い!というtexが帰って来た。このパターンはなかなか難しい。自分では無いと言われれば、それを覆さなければならない。しかし、それは大抵の場合は難しいのだ。

結局は宥めたりすかしたり、脅したりしながら自分がやった事を認めさせるしかないのだが、そこまで相手との交流が出来上がって無ければ、オンナは自分の前から姿を消し、唯一のつながりである携帯番号もあっと言う間に繋がらなくなり、そのままサヨナラである。

また、警察に届けては?という話しも彼から出たが、こちらの警察では自分の思った通りの方向に話しが進むとは限らない。まずは彼女がやったという確証が得られない限り、警察も動きようが無いという事。それと、警察は警察のその時の事情で、この案件をどう扱うかが違って来る。万が一偶然にも不良警察官に逢ってしまった日には、トンでも無い方向に物事が進んでしまう場合も有る訳だ。

ただ、どうしても手続きをしたいというのであれば、コンプライアンスペーパーを作成し、所轄のバランガイオフィスに申し立てる手はずになる。家の中での出来事はバランガイポリスの管轄だからだ。出来れば弁護士を代理人にして手続きを薦める事がベストだろう。(ちなみに、山猫の場合はこのパターン)

何回も言うようだが、この手の話しをイキナリ警察に持って行っても良い様にイジられるのがオチである。

しかし、それでもすぐにオンナの身柄が拘束される訳では無い。その後バランガイオフィスで公聴会が開かれ、双方の言い分を聞くという、日本で言う所の家裁調停みたいなまどろっこしい手続きが必要なのだ。

その間に逆にオンナからレイプやドメスティクバイオレンス等の容疑で逆襲される危険も有る訳で、何れにせよ「説得」か「離別」(別名泣き寝入り)しか打つ手は無いだろう。

今回はその晩から翌日までかなりのtexのやり取りがあったようだった。途中オンナの精神状態が揺れている様子が現れているtexも入った....

(田舎には帰らない...もうこれ以上家族を助けられないから....)
(もうヤダ....疲れた...)

というような内容のtexが、(ワタシがアナタのお金を取るわけ無いでしょ!)というような否定のtexの合間にポツポツと入って来る。

その内、オンナの番号から友達と称する(一人二役?)texが入って来た。それによるとオンナは酔っ払って事故に逢い、今病院に居る...という....

ま、こういう場合100%狂言な訳で、病院を確認すると何だかんだと病院を特定しない....

しかし次の日、精神的に落ち着いたらしいオンナから電話もあり、やはり自分では無い!と否定して来たらしい。その割には、もうその男の前には姿を現す事も無い..と、そしてマニラで働くからサヨナラだ...と言って来たという。

もうこうなると平行線でなかなか決着は難しいだろう....相手は完全に立ち直って居る....

オレには残念ながらこれ以上の助言は持ち合わせてないかった....所詮二人の問題なのだ....

結局は20万取られ損?....今回は知っているオンナだけに何ともやるせない一件だった.....

もやもやとした気分のまま一晩を過ぎた後、彼からメールが入っていた....

つづく...
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