2006年07月

SANGO!!

最近リトル東京裏に「SANGO!」というバーガー屋がオープンした。
このSANGO!のバーガーは日本のモスバーガーソックリ!!もちろんオーナーは日本人である。

値段はマクドやモスバーガーの1.5倍程度だが、兎に角ウマイ。
隣はCO-OP、焼肉牛門等日本一色だが、普段はフィリピン人も家族で食いに来ているようだ。

お勧めは日本米を使用しているのだろうか?日本とほぼ味が同じ焼肉ライスバーガー、レモン風味のタルタルソースはマニラでは類を見ない旨さのフィッシュバーガー、モスバーガーそのもの、タップリのミートソースが決め手のダブルチーズバーガー。

最近は週に二回は食っているだろう。

ps
最近デリバリーも始めた...という事で早速デリバリを頼んでみたが、これはちょっとダメだった。
まず、デリバリーできるシステムがきちっと出来ていないようだ。

住所を言っても地図で調べていないのだろうか?
どこまでがデリバリー地域かもハッキリしていない上に、地名やビル名もなかなか通じない。

さらには、車で来た上に、車が止められません..と電話してくる始末!!
現時点ではデリバリと言うよりも、場所が解れば店の誰かが持ってきてくれる....程度に考えておいた方が良さそうだ。

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ホーリーショッピングモール

昨日用があり、久々に開店間もない午前のグロリエッタに行った..........
日曜午前のアラヤ通りは渋滞も無く、10時半頃グロリエッタに到着。

まだ開店間もない時間だからか、人もまばらなエントランスを通り、中央の広場を目指して歩いていくと、イキナリ通路を埋める人人人.......
これは人を掻き分けないと先に進めない..........

何があるのであろうか?
バーゲンセール待ちの客という程の殺気も活気も無いが、何かイベントをやっているようだ。

先に進むのを諦め、エスカレーターで上に昇って下を見ると.............

日曜のミサだった..........
何と通路に臨時の祭壇を設け、牧師が何か説教をしている............
説教+聖歌の組み合わせが何回も行われ、ミサは昼近くまで続いているのには驚いた............

敬虔なキリスト教徒のイメージとは程遠いこの国の連中だが、井戸端会議の場として活用されている教会の日曜ミサ以外にもこんな場所でミサを受けるとは........

よくショッピングセンターの上階に教会(というか教会センター?)があり、日夜信者勧誘の為?ミサが行われているのは知っていたが、こんな場所にバーゲンセールよろしく仮祭壇を設置とは....................

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物価高し!!

最近、様々な所で物価論議が繰り広げられているようだ。
そもそも、物価の安いフィリピンで老後を.........と考えている人が多いようだが、本当だろうか?

フィリピンの物価は原油価格が上昇し始めた数年間かえらジリジリと上昇速度が速まっていたが、ここ2年程加速気味である。

地方ではまだまだ日用品等の商品の種類も限定されている上に、パレンケ(市場)等に行けば地場産の農作物等は日本の物価から見れば非常に安く感じるのだが、ことマニラや都市部では様々な物が手に入る反面、価格に関しては日本の方が安いと感じる物が結構多くなって来た。

さて、本題だが、いつも買い物に行くマカティのウォールマートのテナントに日用品ショップがオープンした。この店はいわゆる日本の100円ショップで扱っている商品を販売しているようだ。

製品自体は日本の100円ショップで販売している物と同じ物のようなので、製造国(多分中国)から直接輸入しているのだろうか?

100円ショップ商品という事でプラスチック製品が多いのだが、フィリピンのプラスチック製品は仕様が貧弱で、それらと比べるとキチンとした商品が並んでいる.........

しかし、価格は88P!!と日本の倍近い値段だ!

そもそも、この国はロークオリティーの国なのだ。
ロークオリティーな生活をすれば安いのは当たり前なのだが、そのロークオリティーがスタンダードな国でハイクオリティーな生活をしようとすれば自ずと高く付くのは当然だろう.........

例えば、ブロック塀の家に40wの裸電球という住まいに、生暖かいそよ風よろしくノーエアコン、さらには毎日ドンブリぶっかけメシと言った庶民生活と同等レベルを甘受できるのであれば非常に安く生活できるだろうが、そんな事が可能なのであれば日本でも相当安く生活できるではないだろうか?

かくして、パレンケで40pで売っている蓋の間から中身が漏れちゃうようなタッパーに我慢出来ず、倍以上払ってもまともなタッパーが欲しい!!...と買いに来る客で溢れかえっている...とか....いないとか...いや、良く考えてみると、この国の連中はタッパーの蓋の間から中身が漏れちゃう...なんて小さい事気にしないか!?

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久々のブルゴス......

さて、今月に入り段々と以前のペースが戻って来た。
久し振りにマニラの夜の街を徘徊し始めたオレは何処に行っても「いつマニラに戻って来たの?」と聞かれ、苦笑いするしかないのだが......

という事で最近ブルゴスで気になる新店があったので行ってみる事にした。

ひとつはオックスフォード斜め前に出来た「バブルス」。ここは元ホストクラブだった所ですね。
このバブルスもボトムス系の店で、料金はボトムスと同様。ここにあったホストクラブは斜め前ミラーズが入ったビルの二階に引っ越したらしい。

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実はこの店のウエイトレスは以前(と言っても大分前になるが)LでウエイトレスをしていたJ子だった............
店の雰囲気は他の店と変わらずという感じだろうか.......女の子は他の店からの使い回しでは無く、新規に開拓しているようだったが、質は.........?という感は否めない......

初めて行った店なので、店に入る早々6~7人のババエに囲まれたが、オレがタガログで話している内に、「タガログシャ」(タガログ野郎?=ベテラーノ?)と言いながらゾロゾロと離れて行き、元Lのウエイトレスが古い知り合いだと判ると残ったオンナもフラフラと離れて行ってしまい、オレはポツンと残された状態になってしまった(爆)

結局ビール一本飲んで退散............


次に行ったのが、カラヤアン通りとの交差点に新装開店した「リングサイド」。ここは元クドゥルスがあった場所ですね。
表にはショーの掲示板にミラーズvsボトムスと書いてありました..................

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中に入ると店のど真ん中にドーンとリングが有りましたねぇ。
しかし、何故かちっちゃい.............(爆)。

リングアナウンス?が選手を紹介すると、出て来ました女性選手が.........手にはよくバラエティー番組なんかで使うような超バカデカイグローブをはめてますが、要はこの選手達が表の掲示板に出ていた他のバーからの選抜選手らしいんですね。

で、その超バカデカイグローブで殴りあうんです..........が、正直に言えば余興の範囲内というかど真ん中!!(笑)。

恐らく他の店で血の気の多いオンナを選んで「店でケンカしてないであそこ(リングサイド)でストレス発散して来い!!」という感じじゃないのだろうか?

ここでは、元ボトムスに居た結構かわいい子が移籍していた上に、元木馬のすさまじい踊り(うまいという意味では無い)をするオンナがトランスファーされていた。(しかし、多分店はボトムス系だろう)

こちらの店はビルボードのように店に入ってもババエがドッと集まって来る様な事は無く、バーとしてはバランスが取れていて飲みに行く...というだけでも楽しめそうな店だ。

ダバオ紀行~最終目的地パールファームビーチリゾート~その六

さて、2泊3日も前後一日計二日は移動日なので、早くもチェックアウトの日がやって来た。

午前10時のダバオ行きバンカを予約していたオレは、9時には荷物をまとめ9時過ぎにはリゾート中央の臨時カウンターにカギを返すとチェックアウトの手続きをしてもらうことにしたのだ。

帰りは疲れを考え、ダバオから飛行機でマニラにひとっ飛びする予定だった。飛行機の時間は午後1時15分。午前10時のバンカはちょうど良い時間だった。

滞在中にフィリピンのロークオリティーを思い知らされたのは、メシと施設案内の不親切さ程度だったのだが、この帰途にはこの国の嫌な面をまとめて食らわされる羽目になった..........

カウンターでチェックアウトを頼み、食事や何やらの清算をしようと伝票をチェックしていると朝食の料金が載っていた.......旅行代理店からもらい、チェックイン時に渡したバウチャーには朝食入りとシッカリと書いてあるのにだ.........

朝食も一人1000pという金額なので、当然オレはクレームをつけた。その時までは「またチェックの緩い仕事してるな」程度にしか思って思っていなかったのだが、受付のオンナはオレの想定の範囲外の反応を返して来たのだった............

オレがクレームをつけると、受付のオンナは何も説明せず「No, You have to pay it!!」と言ってのけたのだ........
オレは当然ながら、じゃチェックインの時のバウチャー見せて」と言うと、彼女はオレのファイルからバウチャーを取って見せて来た。
この時点でも何も補足説明無しにである。

オレはそのバウチャーに書かれている朝食込みの文字を指し示し、朝食込みでしょ!と言うと、その時初めて受付のオンナは「旅行代理店から朝食無しのバウチャーが来てますから....」と支離滅裂な事を言って来る。

オレが「でもここには朝食有りって書いてあるでしょ」とオレがチェックイン時に提出したバウチャーをヒラヒラすると、彼女は旅行代理店からは別のバウチャーがfaxされてきてるんですよ」と言って来たではないか!

スイートルームに泊まってる客にイチイチつまらん事言うヤツだと、いつもは苦笑して適当にあしらうオレもキレ気味だが、このサービスのサの時も知らない受付嬢に仕事のイロハを教えてやらなきゃいかんのかと深呼吸しながら、「そういう時にはちゃんとその書類見せるもんでしょ?」と皮肉を交えて言うと、何故か受付嬢もマジ顔になっている....ここで、何でオマエがキレてんだよ!と一気にテンションが上がってしまった。

受付嬢はまたまたオレのファイルの中から一枚のファックス用紙をオレに見せて来た....
そこにあるなら最初から出せよ!とオレの心はもうキレまくっているのだが、一応平静を装ってそのfaxを見ると「訂正」とも何とも書いていないそのバウチャーは何とチェックアウト当日の朝9時に送られて来ているものだった.........

おそらく旅行代理店が最初のバウチャーを発行する際にタリフを間違えたのだろう........しかし、そんな事はオレは知ったこっちゃない。しかもチェックアウトの際にそんなバウチャー見せられて金払えとは「詐欺」そのものではないか..........

オレの怒りは頂点に達し、「チェックアウト時に来たバウチャー見せて金払えはないでしょ。あなたと代理店で話しなさい」と言うと、受付嬢は何と「あなたと代理店との話しですからあなたが話しなさい」と言って来る。

オレは自分の持ってきたバウチャーを見せて、「このバウチャーでカギを貰った訳だから、こちらのバウチャー(今朝届いたfax)はオレには関係無い」と言うと、明らかに受付嬢は怒っている。

何やらインターフォンを取ると、マネージャーと話しているのだろうか.....ダバオ語なので解析不可能なのだが「アヤウニャバヤド」(払いたくないんだって!!)という言葉だけは理解できた。払いたくないでは無く、払う必要が無いの!!と思いながら話しを聞いていると、一応バウチャーに記載されている担当者に連絡を取ろうとしているらしい.......

オレはその間に素早く事の進行を予測してみた。
これは明らかに誰かのミスなのだ。旅行代理店である可能性は大だが、この国の事情を考えるとスムースに事態が収拾するとは考えにくい。
まずは代理店と連絡がつかないだろうと予測した。その上、受付嬢が内線連絡しているのにも関わらず、マネージャーらしき人物が現れる様子も無い。これも責任者が誰かは知らないが、それなりの権限を持った人間が居ないか、リゾート側では収拾するつもりが無いのだろう。

内線が終わって15分程待ったが、一向に事態が進展する兆しは無い。
もうバンカ出航まで15分しか残っていない。受付嬢は「払わないとチェックアウトできませんから」と今度は脅してくるではないか!、これにはオレもカチンと来て、「こんな事態は見た事が無い、そもそもアンタは海外旅行した事あんの?」と言うと、しばし絶句の後、「ありますよ!」と来たもんだ。
どうみてもホテルサービスのなんたるも判っていないこのオンナが海外旅行した事ありますよとは恐れ入ったものだが、オレはこれでまたまた頭に血が昇ってしまった。

バンカ出航十分前、既に乗客はバンカに乗り終わっているのを見て、オレは仕方なく最後のカードを切る事にした。
実は今回の旅行代理店は日本人向けの代理店を使っていたのだが、実際のブッキングはさらにもう一社地元の旅行代理店を経由していたのだ。つまり今回の問題を起こした代理店は地元の代理店だったのだ。

この手の問題は普通は現場で十分収拾可能なはずなのだが、今回はこれから強引にマネージャーを呼び出して話しをつける時間的余裕は無かった。いや、実際に現地代理店まで連絡出来ても、相手のタリフ違いを棚に上げて、この料金では朝食はついてないんです..とシャアシャアと言って来る位が関の山だろうと予測したオレは実際は何の調整力も持たないだろうと思われるオレの直接の代理店に電話する事にした。

こちらは流石に日本人向け代理店とあって、オレのtexにすぐに反応し連絡してきてくれた。
事態を告げると、一応調べてみる旨連絡があったが、結局チェックアウトの時間が迫っているのを察し、朝食分を払っておいてくれればマニラで清算します....と非常に親切な対応で締めくくってくれた。

ま、冷静に考えれば当然なのだが、この不条理な対応に辟易としていたオレには神の声に等しく聞こえたのだった........

かくして、不貞腐れてる受付嬢に朝食分の領収書を別に切れといい、チェックアウトの手続きを進めると彼女はうれしそうに「これでアナタは次回来られる時に問題ありませんよ!」と偉そうに言うではないか!

「じゃ、何か?このまま揉めてたらブラックリストにでも載るのかい?そもそも二度とは来ないぜ!」とまたまたムクムクと不愉快な気分が湧き上がったが、サルを相手に怒ってみても不愉快が増すだけなので黙って去る事にした....

帰りのバンカからリゾートの専用島を眺めているとキラキラとした海には何故か哀愁が漂っていた...........
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