Jet Culture Club2014

21時頃のエルミタ周辺はそれ程混んではなかった。
この地域はリムが市長に返り咲いてから、ベイエリアが一掃され、イベントがメッキリ減った。

それまでは、クリスマスシーズンともなれば、大渋滞が当たり前だったが、最近はMOA付近にお株を譲って、こちらはそれ程でもなくなったのだろうか?
毎日通ってる訳では無いので、ハッキリはわからないが多分そうなんだろう。

逆にマカティは相変わらずの大渋滞。
とりあえずはブエンディァまで戻る事にしたが、江戸紺に直行するかちょっと迷った。

昔は、エルミタ周辺、ブルゴス、江戸紺をゴールデントライアングルと呼んで飛び回ってたが、最近は一日でこの三地区を飛び回るような事はめっきり少なくなった。

そんなこんなんで、ブエンディアで一旦タクシーを降りて、どうするか迷っていると「jet～」と誰かがオレを呼んでいる......
振り向くと、何と「口先10段」ピノイのマイクが道場生を連れて歩いてた。

こいつはいろいろ有るが、それだけで別ネタになる程なので、ここでは割愛。
ひとしきり道端で立ち話しをすると、じゃ元モンリツに飲みに行くか?....
と。
元モンリツのオーナーは共通の知人であるP人レイモンド君だった。
しかし、レイモンド君は一時は二軒のジムと三軒の飲み屋を持っていたが、今では落ちぶれて皆手放してしまったそうだ。

このMonriz2000は知る人ぞ知るで、何故かネット仲間では有名だったミニローカルディスコシアターKTV。

レイモンド君の後に、元客だったP人が買い取ったとの事。
マネージメントもババエも一新され店名もRichmanに替わってた。

料金はエントランス50,SML2本90p,LD250,VIP1500コンシューマブルとこの手の店にしては高い!
ババアのママさんに指摘すると、この値段でやってるとの事。
ここは、他の場所同様に値段がこなれて来るのを待った方がいいなと判断。

口先十段マイクは、気に入ったババエが居ればオレがVIPに行くとババアにチスミスするもんだから、ババアはババエを連れてくるが、片っ端から却下!.....こりゃ、ババエも替わるのを待つしかないか?

キリの良い所で、口先十段マイクに500pあずげて退散。
外で隣のローカルKTVのババエがたむろしてたので、話したら、いきなり名古屋二回の日本語堪能ベテランババエだった。
ローカルに有り勝ちな少しくたびれた風貌をしてるが、まだ20代前半のちょっとかわいい子だった。
SML45p,LD125とまあ標準的な値段か。
次回はこっちに行って見るか............

その後、ブルゴス行くか江戸紺行くか迷ったが、結局近くの江戸紺に向かった。
この手の飲み屋は月曜火曜が不作となる事が多い。
週末出の休みを月曜と火曜に割り振るからだ。
案の定、江戸紺も週末に比べるとババエが少なかった。

特に持ち帰る気も無かったので、江戸紺内を飲み歩いてお開き!
この日のエルミタ散歩から飲み歩きまで、久々にどっぷりの一日だった。

久々に夕方からエルミタの散歩。

クリスマス近いこの時期にマカティーからエルミタ方面とは、帰りはタクシーが大変かと想像してたが、この時期にタクシーが無かったり、渋滞している地域は限られてるようだ。

現に、帰りはタクシー運転手が渋滞を気にして裏道を行ったが、裏道はめちゃくちゃ混んでいた。が、表通りに出ると、それ程でも無かった。

ところで..........
夕方のエルミタ散策と言えば、LA～周辺の置屋～飯～カラオケ～LAと言った周回コースが常だったが、この日もまずはMBカフェへ。

夕方は相変わらずのメンバー。
しかし、こいつらは何年ここに居るんだろう?
ここも段々と高齢化してきてるが、オレの知る限りでも二回のレイドはテレビ放送付きとあっては、周辺の事情と相まって普通のババエは近寄り難い環境になってしまったのだろう。

ここはビール一本で退散。
昔ならここから置屋を冷やかしに...となるのだが、最近はここからロビンソンに行く事が多くなった。

夕方の冷房付けたてのムシムシする置屋で、住み込みの珍獣を眺めながら氷入りのビール飲むというのももう飽きた。

さて、元LA周辺をプラプラしていると........
噂のアップステージグループのビルがもうすぐ完成間近となっていた。
ビルにはニューサチと書いてあるので、やはりサチもこちらに移動とという事か。

一階のガラス面には日本橋亭と書いてあった。
という事は、レメディオスはアップ2に匠、こちらはニューサチに日本橋亭か。



さらに、LA近くのセブンイレブンが取り壊されて髄分経つが、この日見たら何だか裏の方も一角が地上げされ、建機が入っていた。
このさらに裏は既に下層がロビンソンの巨大なコンドが建ってるが、ここもまた新たなコンドが建てられるのだろうか?



マニラ市長のリムは歓楽街嫌いで有名だが、先日のLAレイドを見ても判る通り、単純な方法ではイタチごっこの繰り返しだ。

ロビンソンの上のコンドのように高級コンドを建設すれば、自ずとそういうクラスの人間が集まってくる。住居地区の自浄作用を狙ってるのかもしれない。その方が時間はかかるが確実だ。

身近な所では、サンロレンソとパサイロードカラオケ軍団の対決。
膨大な時間がかかりはしたが、上に書いたように、どうやらサンロレンソの勝訴となりそうで、アップステージグループはマビニに展開し始めた。

そんなこんなでロビンソンに辿り着くと..........
相変わらず、ここは目線の合うババエが多い(笑)
ロビンソンは改装されたが、相変わらず日本語の堪能なおばちゃんが客引きして来るチャンゲは健在だ。

売り場をざっと見てから、正面入り口近くのHoly Cowでステーキを食った。
この店、一言で言えば日本のファミレスクラスの肉を出す店か。
肉質はいつ食っても非常に安定してるが、900数十ペソと日本円で2000円する肉としては、ちょっと物足りないか?
しかし、特別に旨くはないが、不味くも無いと言ったところ。

食い終わってもまだ時間が早かったので、ロビンソン隣の床屋へ入った。
街中サロンは溢れてるが、床屋は何故か少ない。
髪切るだけだから、別にサロンでもいいのだが、この床屋は結構気に入っているので、近くに言った時に時間があれば寄る事にしている。

床屋から出て7時過ぎ。
とぼとぼと歩いてLAに戻ってみると.......
面子は増えていたが、やはりレギュラメンバーが多く目に付く。

近くで、初めて来た連中か?....日本人の三人組。
見てると「これ絶対ヤバイですよ～。ハウオールドアーユー?」
とか、何か盛り上がってデカイ声だしてる連中が居た。

どうやら、捕まえたババエが相当気に入ったのか、一人でヒートしてるヤツが混じってた。

ババエを見ると、顔見知りで元江戸紺のレギュラーメンバー。
確かに童顔で体格も小さく、他のババエより若く見えるが、彼女の顔にはハッキリと母親の相が出てる。つまり平たく言えば、童顔の子持ちだ。

盛り上がってるお兄さんにはそれが判断できないのか、「まだ16,7じゃないっスカぁ?」と大はしゃぎだ。残念ながらいくらなんでもティーンズには見えんよ。他がババア過ぎるから相対的にそう見えたのだろう。

そんな人間観察はおもしろいが、ここでの時間潰しももう飽きた。
夜の９時前にショバ替えで、一旦マカティーに戻る事にした。

つづく

毎年加速する時間の早さではありますが、またまた早くも年末です。

12月は日本でも師走と言われてますが、欧米式のこの国も12月は年度末でもあり、さらに一年で最大のお祭りでもあるクリスマス到来の月です。

毎年、この時期になるとブログに書いてますが、12月の特徴をおさらいしてみます。

・道路沿いのブアヤウ(MMDAや警官)の集金行為が目立つようになる。
・タクシーが捕まりにくくなる、と同時に渋滞が一層酷くなる
・週末は金の無いATMが目立つようになる
・モールやキアポ等の買い物場所では人が溢れている
・飲み屋ではどの店に行ってもパスコパスコと募金箱押し付けられうるさい
・ババエの営業textの頻度が高くなる

こんな感じでしょうか。
こちらは日本と違って消費意欲旺盛ですから、これでもかって位、皆金使いまくりですね。

しかし、どこに言っても人人人。
繁華街ではタクシー捕まらず.....やっと乗れたと思ったら今度は大渋滞.....という外出にはシンドイ時期になりました。