2011年07月

あんへ再考~3

LDW.......

この三文字はと言えば、レディースドリンクダブルだ。
レディースドリンク略してLDのダブルと言うのを始めて知ったのは、確かディスコシアターだったと記憶してる。

グラスで出てくるシングルに対して、ボトルで出てくるのがダブル。
語源は、値段が二倍というところかららしいが、未確認。
実際は、正確に二倍となってる所もあれば、そうでない所も有る。

このLDW。
いつからか正確には覚えてないが、あんへでも流行り始めた。
これまた最初に出会ったのはゲコスだったと記憶してる。

二~三年前かな?......ある時に、ゲコスに行ったらあの狭いステージの前に、横に並んでいる客席は満席だった。
全員にババエが一人か二人付いていたが、全員サンミゲルライトを瓶で飲んでいた。
座席と一体化したテーブルにずらりとサンミゲルライトが並んでたのが印象的でよく覚えている。

ステージ前のカウンターに座ったオレは、ちょうど他の客がリリースしたババエと目が合った。
そのババエはカウンター席に座っているオレの所に来て人懐っこそうになついてきたので、LDを出す事に..........
ウエイトレスに何か頼めば...と、言ったらやっぱりサンミゲルルライトと。
ウエイトレスはさも当然だと言わんばかりにオレには何も確認せずに、その高いLDを持ってきた。

これがLDWとの最初の出会いだった。

その後、何回もこのLDWに出会ったが、店によっては当然のようにWを頼んで、ウエイトレスも「それでいいか?」ともろくに聞いて来ない店もあれば、「Wでもいいか?」と聞いてくる店もある。
しかし、聞いてこない店というのは、Y師匠言う所の「極悪系」が多い店のような気もするというのは言い過ぎだろうか?

マニラのようにLDWを平然と頼むババエ。
最初のうちは、「シングルだシングル」とババエがLDWを頼む前に先手を打ってウエイトレスに注文していたが、そのうち、シングルかダブルかで、オレに対する対応が違うババエが多いことに気が付いてきた。

さらに気が付いたのは、皆LDWを頼む店でわざわざシングルを頼む輩は連中からしてみればやはり「クリポット」と意識されているようだという点。

特に、店の売れっ子にこれをやるとまず間違い無く、リリースされたがってモゾモゾし始める。
しかしそれを逆手に、オレはババエ選びのテストに組み入れている。
(どういう事かと言うのは説明するとまた長くなるので、このシリーズのどこかに書こう)

先日もクリスタルパレスで見つけた青ナンバーのかわい子ちゃん。
これなら3000pのBFも納得という程の子だったが、このLDシングルテストでめでたく不合格!
最初のインタビューでは盛り上がったが、LDをシングルとした途端に関心は急速にオレから離れていくのが如実に(爆)

ちなみにそのカワイ子ちゃんは、シングル飲み終わってステージに戻ったが、五分としないうちにまたどこかに呼ばれていた。

過去のエントリーにも、フィールズが変化し始めたのは、クラーク再開発でバー街の道反対側のフェンスが店舗に変わった時からと書いて来たが、当時の地元権力者アロヨの経済特区、クラーク再開発計画、クラーク空港の国際空港化と、変化するに値する下地は数え切れない程あって、その経済発展の象徴のようにSMがどーんと建ってからは、さらに変化が加速したように見える。

少なくとも、それら以前にはLDWを巡る、上に書いたような客との攻防等は無かった。

昨今のあんへと言えば、オレはババエ選びのテストにこのLDWをシングルに限定してみるのだが、ババエからすれば、客を選ぶ指針にこのLDWを利用しているのだろう.....どっちもどっちと言う事か。

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あんへ再考~2

ここの所、毎年大掛かりなレイドがあるあんへですが.......
先日の日記に書いた通り、CIDG含む中央からの捜査というのが特色。

アロヨの基盤で目立つスキャンダルを起こす事が目的なのか、はたまた最近はYouTube動画で国会でも話題になったらしい、P国の風俗事情の行き着く結論なのか....そこのところはよくわからないけれど、マニラも未成年就労についてはかなり厳しくなってきてるので、時代の流れかもしれない。

ところで、そういう理由からかバーファ×ンという言葉を使わない店が出始めた。
LD10杯分というのはブルゴスではご存知のシステムだが(ブルゴスでもLD10では無い店も有る)、このLD10があんへにもお目見え。

ちょうど、150pのシングルLD10杯が、BFの1500pに相当するからか、先日BFしようと清算すると、普通なら伝票の裏に飲み代と1500pの足し算書いてトータル請求される所が、何故か頼んでもいないLD5杯の伝票が二枚、いつのまにか用意されていた。

「は~?..頼んでねぇよ~」
というオレに、ウエイトレスは「彼女一緒に店出るんでしょ?」と聞いてくる。
「だからバーファ×ンはするけど、LDは頼んでな~い」
というと、ウエイトレスは「バーファ×ンは無い....、LD10杯」だと.........

あ~、成る程ね。
と気がついたオレは「あ~、そうかそうか」と相成ったが、他のいくつかの店でも同じような光景。
ロードハウスでは、ちゃんとショットグラス10杯がテーブルに並べられていた。

最近のあんへはLDもダブルが盛ん。
そういう意味では、LD10で現在高騰中のバーファ×ン料金にも対応できるか!?(笑)
あんへの主だった店が皆LD10になるのも時間の問題か.........

AngelesCity

あんへ再考~1

前回あんへについて書いたのは昨年の夏頃だった。

ちょうどポニーテイルの手入れがあった時で、ハニーコス行ったら客席にテレビ持ち出されてて、店そっちのけで皆で手入れのニュース番組にかぶりつきだったのをブログに書いたのが前回。

その後、ダーティーダックや、ブルーナイル系が手入れにあってるが、全体としての勢いは削がれて無いようだ。

100 female sex workers rescued in Angeles City raids

MANILA, Philippines -- Around 100 female sex workers were rescued by authorities in successive raids in three night spots in Angeles City, Pampanga's red light district Tuesday night, police said Wednesday.

Combined forces of the Department of Justice’s Inter-Agency Council Against Trafficking (DOJ-IACAT), the Department of Social Welfare and Development (DSWD), and the Criminal Investigation and Detection Group (CIDG) also arrested five foreign nationals during the raids at the Sunshine Bar, the Blue Nile, and the Golden Nile night clubs along Fields Avenue in Barangay Balibago.

The raids on the Blue Nile and Golden Nile night clubs, reportedly owned by Irish man Richard Douglas Agnew, stemmed from the complaint lobbed by the Crusade Against Good Customs and Decency International, a non-government organization based in the city that fights sex tourism.

Agnew however was not present during the raid. CIDG’s WCPD chief, Superintendent Emma Libunao said that Agnew will still be charged with violation of Anti-Trafficking of Persons Act 2003 at the DOJ.

Earlier, authorities raided the Sunshine Bar that resulted in the rescue of sex workers and the arrest of the floor manager Terrence James Smith, an Australian.

In the wake of the recent raids on sex joints in Angeles City, Pagdilao has ordered the conduct of deeper probes in order to identify other personalities and determine their involvement in the proliferation of these sex joints for the filing of similar charges.

The DOJ-IACAT and the DSWD have also recommended to the Department of Labor and Employment (DOLE) to issue a closure order against these night spots in Angeles City.



さて、今年は一月、三月、五月とあんへ参りをこなし、六月後半からは毎週週末とかなり久しぶりにハイピッチとなった。

ひとつは、あんへへ行くタイミングを変えたというのもある。
今までは、月曜、火曜はババエの休みが多く、ぱっとしないので、盛り上がる週末行く事が多かった。
しかし、Y師匠との話しでも確認されたが、最近変わってきたのが週末難民説。

ここ二年程、あんへはおもしろくなくなった....と書いていたが、これは週末行ってたせいもあるな....と。

どういう意味かと言うと、以前まだあんへが比較的静かだった頃は、週末でないと盛り上がらなかった。
雨がよく降る閑散期なんかになると、客が極端に減ったりしてウイークデーはさっぱりという、一時期のブルゴスみたいな状態で、金曜から土日で何とか遊べる雰囲気に...と言う感じだったのが、昨今の隆盛振りでガラリと一変。

年がら年中、人は溢れているし(これはブルゴスも一緒)、店もデカ箱がいくつも出来て、マニラから出稼ぎに来るババエも普通に見かけるように.........
結果的に、週末はいいババエを捕まえようと、BF競争激化。

結果的に、土日で行くと、どうもBF難民化して飲んだくれる事が多く......

ちなみに、Y師匠の話しでは水木が狙い目だとか。
確かに水曜、木曜では、まずBF難民化する事は無い。
さらには、シフト時間に合わせて店を回らなくとも、そこそこのを見つけられる可能性が高い。

なにせ、店とバハエの数だけで言えば、江戸紺やブルゴスの比ではない訳で、これで見つけられないという状況自体が異常なのだが、その異常な状態が昨今の週末なのだ。

ママさんの効用

飲み屋のママさん。
カラオケのママさん。
55のママさん。
置屋のママさん。
たまにパパさんというのも居るな。

このママさんという存在。
日本ではママにチーママなんて言い方があるけど、店の形態や店のオーナーの趣向によって、ママさんの機能に違いはあるものの、店で飲んで遊ぶ限りはママさんの影響を何らかの形で受ける事になる。

先日行ったあんへのワンアイドウエンチ。
先日までワンアイドウイッチと間違えていた.....笑
ワンアイドウエンチ=片目の田舎娘....何か別の意味があるのだろうか???...目がよく見えない田舎娘だから、世間知らずのカッペ娘という事か?.......

ま、店名はどうでもいい。
この店、フィールズ銀座のど真ん中に有るけれど、店の入り口が狭い。
というか、フィールズに面している建物の後ろ側?....にある為、表の店の横を細い通路で裏のワンアイドまで繋げてあるという、やりくり店舗な訳だ。

フィールズでは比較的新しい店だけれど、出来た当初はパッとしなかった。
いつも覗いてはそのまま何も飲まずに出るというバターン。

しかし、最近そこにベテラン老ママが流れてきた。
彼女はもう60を超えた老ママだが、初めて会ったのが、今から7~8年前のキッテンだった。
当時はまだ元気があったので、キッテン閉店時の売れ残りを何人もまとめてBFした後、スカイトラックスに連れてってさらに飲んだくれる....と言うような、今では考えられないような遊び方をしていた。

そういう時代もあったという事からか、その後彼女はカンボジアや、ボルテックス、ダーティーダック等に流れたが、いつもバゴを紹介してきては、SMLをオンザハウスで奢ってくれる。

先日、彼女の存在を意識した出来事があった。

この手の店ではいくつかのルールが有る。

まずステージに上がるのは順番で、ステージに上がっている時に席に呼ぶとLDを出さないとすぐにステージに戻される。ステージに上がる順番待ちの場合は、その限りでは無いが、順番が来ればやはりこのルールに縛られる事になる。

これはママさんに権限が有る訳だけど、ウエイトレスがそのルールを盾に取ってママさんの如く、ババエをステージに戻す場合も有る。大抵は態度の悪いウエイトレスだが........

先日ワンアイドウエンチで、その老ママさんから三名のバゴを紹介された。
老ママさんとしては、このローカルビデオケからスカウトしてきたと言うアバズレ三人衆をまとめて持ってって欲しいという淡い期待もあったのだろう。三名をあてがってママさんは何処かに消えた........

そこに現れたのが、極悪ウエイトレスだ。
ブス、無愛想、ウザイLD催促の三拍子揃ったとんでもないウエイトレス。
まず、三名のアバズレをいなしてる最中に、LD....と首を突っ込んで来た。

大抵、こういう場合、俺は冗談半分でインタビュー中。と言う事にしてる。
しかし、言葉通り冗談半分だが、ここで見極めが必要だから半分はマジな訳だ。
この見極めを間違えると、ドリンク頼んだら、お互いそっぽ向いて飲み物すするの図..........という最悪の事態にもなりかねない。

ま、俺の場合は、インタビュー中だから邪魔邪魔、あっち行け....と喧嘩も売っているので、これまたウエイトレスの反応もまちまちなのだが、このウエイトレスは俺を睨み返した。
この睨み返すウエイトレスは、俺の長い飲み歩き歴の中でも数人しか居ない。
その数人のうちの一人がこいつだった。

ところで、このインタビュー。
出身地や職歴やら、この店での就労期間等を聞く訳だけど、それに対して向こうもいろいろと聞いてくる。
ここで話しが弾むかどうかは、向こうがこちらに興味を示していてるかのバロメーターでもあるのだ。
普通は数分で終わるのだが、今回は三人という事で時間がかかった。

まだ、インタビュー中にも関わらず、この最悪のウエイトレスは二度目の催促。
LD奢るかどうかは今考えてる最中。邪魔だからあっち行ってね~。
と言うと、目の前のバゴ連中にもナメられては困るとベテランウエイトレスのプライドが為でもあるのか、ウエイトレスの目がさらに険悪な目線を発した。

目の前のバゴ連中に「それじゃ、皆あっち行かないと駄目よ~」と、偉そうに仕切ろうとした所に、老ママさん登場!
そもそも、BFを期待している老ママさんはLD等どうでも良いのだ(笑)
「連れてく?、連れてく?」とそれだけ聞くと、俺のインタビュー中という言葉でこの老ママさんは察してくれてた。

しかし、この険悪ウエイトレスは、モゴモゴとなにやら、LD奢らなきゃババエつけられない...と、老ママを前に店の古参の意地を発揮していたが、この人はいつもBFするからいいの、いいの...と古参の意地は微塵に砕かれていた......爆

こういう例はブルゴスでも江戸紺でも見られる。
ママさんはよく店のマネージャーと勘違いされがちだが、55では実際はプロモーターという肩書き。
客にダンサーやGROをあてがうのが仕事だ。

大きな店なら、マネージャーの男性が別に居る店も多い。
ディスコシアター等では、その機能がより明確になっていて、ひとつの店にママさんが沢山居るディスコシアターも珍しくない。

話しを戻すと、この険悪ウエイトレス、それでも意地が有るのか、チラチラこっちを見ては、オレのSMLが少なくなるや、また飛んで来た!笑
しかも、飲み物頼めやゴラァー...というような勢い。
当然、そんな態度じゃ頼みたくないな~、という大人気無い対応で、ママヤママヤと.....笑

膝乗せしているババエの胸に顔埋めて、「今忙しいから」というジョークも普段よく使うが、それでもなかなかこいつは笑いが取れない.........

すると、またまたタイミングよく老ママ登場!(爆)
何かこの日は店が異様に盛り上がっていたので、忙しいのか、老ママさんは突然現れては突然消えるの繰り返し。
ま、こちらには都合良いのだが、この時も突然戻って来たと思ったら、俺のSMLが少ないのを見て、オンザハウスだから....と、いつもの対応。

険悪目線光線を発していたウエイトレスは、もごもごと何やら言おうとしていたが、これまた老ママさんのオンザハウスだから、私の伝票にしておいて...と言われ、後が続かず。

ここまでタイミングが良いと、今度はこちらもこれで帰ります....とはいいづらい?(笑)
しかし、昔のように何人もまとめてBFなんて遊びは昨今してないもんだから、少し照れながら、つつまじく一人をBFしたのだった.........
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