先日久々に子供の居る前妻の実家に戻った。
家の近くで買い物をした後、車でぐるっと近くを一回りした際、2年位前に立てられた豪邸の前を通りかかった。

この豪邸、地方のバランガイに並ぶ子汚い一戸建ての中に忽然と聳え立つ二階建ての豪邸。おそらく日本でも豪邸の部類に入るであろうスゴイ作りである。

その上、庭には何と高さ六メートルはあろうかと思われる女神の像がドーンと鎮座している。

こちらではよく庭の隅に祠とマリア像がチョコンとある家をたまに見かけるが、こちらは六メートルは超えるであろう女神の像である。(何回も言うがマリア像では無い)

実はこの家、韓国人の旦那が建てた豪邸。子供はウチの子と同じ地元のプライベートスクールに通っている。しかも、昨年ニュースにもなったのだが、この韓国人の旦那は誘拐にあって殺されている。

身代金全額が払えずに殺害された...とあるが、今でもこの家に家族が住んでいる事を考えると.....???の部分も大である。

しかし、何にせよこの家は超目立つのだ。ケソン、マンダルーヨン、マカティあたりの高級住宅街に建っていても目立つであろう豪邸が何故こんな片田舎のバランガイに忽然と建っているのか...、理解に苦しむ。

何れにせよ、この家のオーナーは誘拐され、結果殺された。いくらなんでも目立ち過ぎというものだろう....

そして、そこからそれ程遠くない場所にもう一軒、これも普通のバランガイの中にRESORTと銘打った豪邸が...こちらは豪邸らしく、高い塀に囲われ、庭にはコテージとプールが....この豪邸、RESORTと書いてあるだけあって、ブールやコテージ、それと豪邸の部屋も一般に貸し出している。

こちらもオーナーは韓国人。おそらく総工費10M以上はかかっているのではないだろうか?

しかし、こちらのオーナーはまだ生きているようだが....

最近地方にまで韓国人の進出は目覚しいものかあるのだが、先日のLAで出会った哀愁の韓国人と言い歴史は繰り返すのものだという事をつくづく実感したのだった....