※不調の為、書き貯め物のupです(笑)


マニラでの移動はもっぱらタクシー。
1日に4回~6回はタクシーに乗るので、年に千回以上もタクシーに乗る計算になる。

場所によってタクシーが捕まらない時間帯があるのだが、マカティのコンドからマンダルーヨンのジムまで行く場合、夕方の時間帯はタクシーが捕まりにくい。

それでも20分程度粘れば何とか送客したタクシーなんかを捕まえられるのだが、今日は何故かタクシー捕まらず....

こんな日が月に2~3日はあるのだが、そういう場合はバスでオルテガスまで出て、そこからテクテクと15分程歩く事にしている。

このバス、ブエンディアからエドサ通りを通り、オルテガスからクバオ辺りまで行くのだが、複数社が同路線を走っている。

エアコンとノンエアコンがあり、当然ながらエアコンバスを利用している。

バスの乗り方はちょっとコツがある。

まず、先述の通り複数社のバスが運行しているのだが、バスは固まって走っている事が多いので空き具合に差が有る事が多い。

なので、慣れないと大変ではあるが、バスの前に掲げている行き先とバスの空き具合を確認してから乗り込む事にしている。

でもって、路線沿いであれば、どこでもバスを止めて乗り降り出来るのだが、マカティトライアングルのアヤラ通り沿いは乗り降りの場所が決まっており、それ以外では乗り降り出来ない。

バスに乗ると、大抵のバスは進行方向に向って左側が3人掛け、右側が2人掛けになっているが、幅が非常に狭い。この為、左側の3人掛けの通路側に座ると大抵半ケツ状態となってしまう。

オレの場合、右側の通路側もほぼ同じ状態になるのだが、ズボンの左ケツ側にサイフを入れているので、ちょっと都合が悪く、あまり右側の通路側に座る事は無い。

危険度はどうか?というと、自分で危険な状況を見た事は無いので何とも言えないが、危なそうに思えるのは、そうとう混雑した場合のスリ位だろうか?

昨年だったか一昨年だったか、MRTアヤラ駅付近でバスの爆破事件があったが、メトロマニラでの人命に関わるようなバス事故はあまり聞かない。(但し長距離バスの事故は比較的頻繁にニュースを賑わしているが)

兎に角、座席は隣とキチキチなので、カワイイ女の子なら良いが、太った汗臭いオヤジだったりすると最悪だ。通路側なら半ケツすら落ちそうになるし、内側ならグイグイと押し込まれて窮屈なハメに陥るだろう。

さらには、この路線はマカティトライアングル付近で客を満杯にし、オルテガスあたりでで客の半数以上が入れ替わる。

後ろの方に座った場合は、客が少なくなるにつれて前に移動していく。目的地の視認と、バスを止めるには車掌か運転手に声をかけなればならないが、そのタイミングを間違わない為、そしてバスが止まってから素早く降りる為だ。

バスに乗ると車掌が回って来て、目的地を言って金を払えばチケットをくれる。このチケットは降りる時に渡す訳でも確認する訳でも無いのだが、路線毎に決められたチェックポイントが有るらしく、チェックポイントを通過する毎に別の人間がバスに乗り込んで来て乗客のチケットの確認をしていく事が有るので、降りるまでは持っている事が望ましい。

さて、話しを戻すと、タクシーが捕まらない時は何故かエドサ通りは大渋滞の場合が多いのだが、今日も例外なく大渋滞(笑)。
ノロノロとエドサ通りを走り、一時間程度もかかってオルテガスに到着。

MRTショーブルバード駅付近でバスを降りて、普段ならここから15分程歩くのだが、何故か今日はタイミング良く空いてるタクシーが前を通りかかり............

乗り込むと、こんな日に空いてる理由がすぐに判った。運転手のオヤジ、混んでるから...と普段なら50p以下で行くところを100pと言って来た。
乗ってしまったら歩く気力も萎えてしまい、かと言ってこういう日は他に空いてるタクシーを捕まえられる可能性はゼロに近い。
結局そのまま乗っていく事にした。

普段なら5分で着く所を20分程かかってジムに到着。

練習前に既にクタクタになってしまった1日だった。

PS

この日は何と帰りもタクシーが捕まらず。

ショーブルバード沿いまで歩いて出ると、夜中でも開いているスターバックスでしばし時間を潰して夜中の12時近くにやっと帰宅。

行きも帰りも散々な1日だった。