猿人類対決!!

あんへプータロウ

久しぶりのエントリー。
Pフリークの皆は元気だろうか?

今回久しぶりに長い疑問が一つ氷解した。
しかし、この話しは長いw。足掛け三年の話しなのだ。

三年前、あんへでサマールから出てきたばかりと言うバゴをトレジャーアイランドで見つけた。
どこかで見た事が有るか?とは思いつつも、あまりにも田舎臭いババエなので、店の皆がバゴと言うのをそんなもんか..と思ってたが、後で思い出したがコイツは何とブルゴスのWOWで数週間働いてた事が有った。
初めて有った数ヵ月後、ふと思い出して本人に確認すると、悪びれず「そうだ」と白状したw。

それだけなら、最近流行りのあんへ-マニラケモノ道物語りなのだが.......
コイツはいくつか店を変わった挙句、それ程売れっ子では無いのに数ヵ月後にはあんへプータロウと化した。

あんへプータロウとは、普通は売れっ子が常連や送金パパさん獲得で店勤めを辞めて、あんへで友達や男とプラプラ自活できる連中の事で、プータロウとは言いながらある程度のカネは持ってるのが特徴。

金は有る所に集まると言うが、こういうのが金払いのいい客を選別営業する事で働かずともさらに金が集まる場合が多いようだw。当然ながら、並み以上の取り柄は必要になるが......
でコイツは人懐っこさ以外は何の取り柄も無いw

さて、ここからが本題だが、このババエ、実はオレの要注意リストに名を連ねて居た。
容疑はズバリ、枕泥棒w。

あんへでは二回位ご一緒したが、翌日財布を確認するとどうも足りないかな?と言う事が有った。
泥酔すると寝る前の財布の中身チェックができなくなるので、確信が無い場合........の一例だった。
金額的にも、飲んだかもしれないし取られたかもしれない...その程度の金額だが、そういう感覚に陥る事はそう多くは無いので限りなく黒に近いグレー。

で、その後は会う事も無く、他の多くのババエのtextに混じってコイツのtextも届くと言う程度の付き合いだったが、先日、マニラに来てるがバスがもう無いので明日の朝まで部屋行っていいか?
と連絡があった。こういう事はたまに有る。
カネは無いぞと返すと、帰りのバス代は持ってるから大丈夫だと言うので思いつくことがあって呼んでみた。

思いつく事とは、もちろんコイツのグレー疑惑の解明だw。

一年半振りに再会してみると、コイツの豹変ぶりにはびっくりした。
普通はあんへプータロウ生活を続けてる連中は垢抜けてきて持ち物も小綺麗なものを身につけてる事が多いが、コイツの場合は真反対w。

いつ洗ったのかと言う感じのチャンゲで買ったようなノーブランドの服にビーサン。
コイツが部屋に入った途端にツーンとすえた匂いが( ✧≖´◞౪◟≖`)
平たく言えば、乞食だ。
デルビラールの道端に寝てる連中よりは少しまともと言う程度で、同類に分類される一歩手前か(゚д゚lll)

さらに、コイツはブンティスだった(・∀・)
腕を腹の所で組んで隠してるつもりのようだったが.........
隠せてねーよ!w。
聞くと、数ヵ月前までコレアンのおっさん彼氏が居たようだったが、彼はコレアに帰り、ガキは孕んだと言う図式のようだった。

唯一の金蔓のコレアンおっさんに逃げられ、乞食同然の身で今でも連絡つく昔の客の所を巡礼してるの図か。
その辺の深い事情は本人談からだけでは計り知れないが......

しかし、こういうシーンも珍しい。
とにかく臭いのは勘弁だと、シャワー浴びさせたが、それでもほんわかと漂う匂いは今まで出会ったババエの中では正真正銘最悪ベスト3に入るだろうw。

ところで、このインパクトは相当のものだったが、当初の目的も忘れなかった。
疑惑の確認だw。
これには、虎の穴用のトラップを使った。
虎の穴については昔からこのブログの読者ならご存知ながら、改めて説明はできないw。

そのトラップとは、金目の小物は全て指紋キーのセーフティーボックスにしまい、溜まって処分のしようも無いdocomoのガラケーをひとつ、リビングに無造作に置いておくと言うもの。
トラップには書くと長くなるいくつかの条件が有るが、これはその全てを満たしている。

いずれにせよ、夜中に突然訪問してきたブンティス乞食をソファーで寝かせ、翌日早朝餞別替わりに500pを渡して部屋を追い出したが........

予想通り、docomoのガラケーも姿を消していたw。
やっぱりアイツは黒だったのだ。

オレはと言えば、足掛け三年の疑問が氷解してとってもスッキリしたw。













タイVSピーナスその2~パタヤの夜2

さて、Soi6以外にもビアバーを巡った。
このビアバーも遊び方に一癖あるな....と。

基本は何でもアリだが、やはり言葉が通じにくいという事もあるのか、今は無きブルゴスのモガンボを彷彿とさせるテーブルゲームが何処にでも置いてある。
この手の店では不滅のアイテムだ!

または、ビリヤードが置いてある所では、ビリヤードやりましょ...と。
いずれも、負ければLD。
ただ、しつこさは暗黒程では無い.....(笑)

指差し会話帳抱えて、ビアバー巡りしてみたが、やはり会話帳に興味を示すのはイコール日本語に興味の有るヤツという結論だった。

結構専業的に分かれてて、ゲームやりたがるプーインやら、ビリヤードやりたがるプーイン、それとこちらでも年増はマッサージ....と、これは暗黒と一緒(笑)

日本語教えて...というプーインと指差し会話帳で会話レッスンというのが今回のパターンだったが、ひとつだけゲームを覚えた。

非常に簡単なルールで、素朴なゲームだったが、暗黒では見た事の無いゲームだったので、ちょっと興味を引いた。

ゲーム板は30cm四方の箱で、一辺に1~9と書いた小さい可動式の板っぺらが付いている。
箱の中で二個のサイコロを振って、出た目のどちらか、もしくは両方の合計数の板をはねる。
で、サイコロ振り続けながら、連続で全ての板がはねれば、勝ち....というゲーム。

コツは端の数(1や9)を先にはねて行くと勝つ確立が良くなる....と、冷静に考えるとちょっと不思議な現象を見たゲームだった。
このゲームで30分は時間潰せるが、このゲームやるプーインはこんな単純なゲームにマジになる(笑)
なので、負けが込むと、何かサイコロに息吹きかけたり、はねる板にサイコロこすり付けたりして、真剣そのもの......もう話しどころでは無くなってしまうのだ.....(涙)

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Bちゃん再び

あれからBちゃんとは何回かマニラミーティングを重ねた。

米屋サリサリはあえなく撃沈。
Bちゃんとしては言いたい事はいろいろあるようだが、つまりは閉店と相成った。

店商売であれば、最初の投資額が金利付きで帰って来て、さらに生活の糧として十分に機能していたと言うには、やはり最低五年は継続しないと全体を見た場合儲かったとは言い難いかと思うが、残念ながら、そういう人は今まで見た事が無い。

その後の展開も有るが、まだ書く段階では無い。
一言で言えば、夫婦関係の危機だが、いまだ細い線で繋がっている。
ニノンの任を果たさねばならぬ自分の所にもカミさんからtextが届いたが、この手の問題は第三者では解決不可能なのだ。

Bちゃん、がんぱってくれ。

ところで、最近Bちゃんのブログが再開した。
Bちゃんから見たP世界は微妙にデフォルメされているが、それは個人の経験の蓄積によって単視眼から複眼的に物事が見えてくる過程で修正されていく。

しかし、マニラミーティングで何回も話しに出たこのエントリーは自分が当初からBちゃんに繰り返し話していた免罪符論も盛り込まれ、及第点の完成度である。一読されたし。

ネネは蔑称という訳では無いが、我侭な小娘を指す言葉で普段は「お穣ちゃん」という意味で使われ、ジャパユキは大抵ネネと呼ばれている事が多い。

深くて長い河の先には...Bちゃんに捧ぐ~その9

その後、カミさん家族の成功者であるおばさんの管理するパーラー二階の不思議なアパートに住み込んだ二人は、何か小商いをしようとおばさんに相談したところ、トゥルトゥルも経営するおばさんは、彼らに「米屋」を勧めて来た。

米屋が儲かる!
近年トゥルトゥルを経営するおばさんは、その仕入れ価格や仕入れ先を観察した結果なのだろう......

フィリピンだけでなく、世界的に穀物価格が高騰したのは2007~2008年にかけて。
この二年間で世界中の米や小麦は倍以上値上がりしている。
この年には、フィリピンでも穀物だけでなく、食料品全体の値上がりが酷かったのは記憶に新しいと思う。

穀物は生鮮食品と違い、買い溜めが効く。
というか、あまりにも短期間で値が上昇した為、在庫を持っていれば持っている程儲かった訳だ。

その後2008年をピークに世界の穀物は一旦値下がりしているのだが、フィリピンの市場価格はそれ程落ちてないばかりか、その末端価格故に仕入れ余力が出たのか、タイや中国からの輸入米も出揃いだした。

確かに、2006年末辺りから2010年は米が儲かったのだ。

しかし、こういった短期的な値動き故のビジネスチャンスというのは、時間が経つとその効力が薄まって行く。
しかも、ここの所世界的な食料難を背景に、またぞろ穀物価格が上昇し始めている。
つまり簡単に儲かる時代は一旦終了したと言っても過言では無い。

だが、そんな背景はあまり気にしていない二人は、おばさんから米の仕入れ先を教えてもらい、店舗を契約し、米を中心としたサリサリストアを始めたのだった.........

つづく

深くて長い河の先には...Bちゃんに捧ぐ~その8

ここの所自分の事で精一杯で、放置されていたエントリーが沢山有る。
Bちゃん物語もそのひとつだ。

昨年、Bちゃんからカミさんの田舎での出来事について聞いたのが、10月だから、あれから既に半年近く経とうとしている。

オレも、ここ数ヶ月の間にいろんな事が有ったが、Bちゃんの環境も劇的に変化していた。

その7のエントリーが中途半端になってるが、要は田舎に行ってみたものの、落ち着いて生活できるような環境では無かった.....という事だ。
特に誤算だったのは、首都圏と格差開く田舎の街では、彼らが望んだ小商いができる環境では無いという点か?

かくして、ど田舎隠居を諦めたBちゃんは、カミさんの親戚で成功している数少ない親族であるパサイのおばさんの所に転がり込んだのであった。

シロウトが始めたい店仕事で、一般的に話題になるものと言えば......
サリサリ
トゥルトゥル
そして最近はそれにビューティーサロンが加わり始めた。

パサイのおばさんはトゥルトゥル。
他にもその敷地に有るアパートの管理なんかを任されてるようだ。
しかも、Bちゃん達の新居はその敷地内に有るビューティーサロンの二階である。

しかも、ビューティーサロンの店に入って、店内の階段を上がって部屋に行くと言うちょっとぴっくりの構造となっていた。

オレでもびっくりする位だから、Bちゃんにとってもエキサイトな刺激となってるようで、昨年のマニラミーティング第二回では、彼の表情は生き生きとしていた。

しかし、その後、やはりピン中が受けるべく過酷な試練が待ち受けていたのだった。

つづく
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